四柱推命,  西洋占星術

大谷翔平選手を占う

2024年の3月21日、春分の日を迎えた直後に、びっくりするようなニュースが入って来て、衝撃をうけました。この前、結婚して、まさに人生の絶頂にいるのではないか、というような状況から一転、なんだが、大谷選手は、良くも悪くもシナリオクラッシャーです。さっそく、大谷選手の運勢をみてみます。

まず、大谷選手ですが、生年月日は、1994年7月5日で、出生時間はわかりません。最初にざっくりと空亡占いで見た限り、日柱は、壬辰で火星人で年柱は甲戌でプラス、2024年は充実の年になるので、今年一年間は、なんとか持ちこたえそうです。今回の報道をきっかけに、急に野球が出来なくなくなったりするようなことは、ないでしょう。

しかし、その一方で、水原氏の運気が悪いです。水原氏の日柱は己亥で土星人、年柱は甲子でプラス、2024年は令の年で、最も運気が低迷するときです。大谷選手の運気は、今年充実ですが、来年からは背信の年となり、低迷期に入ります。つくづく、このような事件が発覚したのが、今年でよかったという感じです。もし同じような問題が、来年発覚したと想定すると、水谷氏だけの問題ではなくなり、間違いなく、大谷選手も巻き込まれるような流れになっていったでしょう。

もう少し、四柱推命で、大谷選手の運気をみてみます。大谷選手は、昨年、2023年の11月に大運が戊辰から、丁卯に変わっています。これは、土のエネルギーが強い戊辰から様相を一変し、火のエネルギーと火と木のエネルギーが強くなるように変化すます。壬を日主をもつ大谷選手にとって、火のエネルギーは財星です。財星は、その名が示すとおり、財運やお金を意味する星であり、男性にとって、女性、恋愛を意味する星でもあります。ちょうど、昨年の11月ごろから、結婚を意識したり、それまで無頓着だった、お金の使い方に敏感になるようになったのだと思います。

次に、西洋占星術で占います。大谷選手の出生図と、2024年3月20日の経過図を重ねています。ホロスコープはアストロシークで作成しています。

大谷選手は、太陽が蟹座の13度の生まれで、とても家族や身内の仲間を大事にしている人です。自分の信念を突き通して、目的を明確にして、集中力を発揮していくことで、大きな成果を残します。太陽は土星と強調的な角度をとっているので、困難にも強く、自分自身を強く律することができます。

動きの遅い外惑星である、天王星と海王星が、ほぼ重なりながら、山羊座に配置され、さらに、これらの星は、月と冥王星と協調の角度をとっています。山羊座は、MLBという野球界とトップのリーグの中で、組織内で力を発揮するために、重要な援護をあたえることができます。

現在、経過図の土星が、出生図の土星の位置に重なっており、土星が、生まれたときのホロスコープと同じ場所に戻ってきています。これを土星回帰といい、土星はおおよそ29年で黄道上を一周するので、誰でも、29才ごろに経験するイベントです。このイベントの影響が、どのようになるのかは、出生図の土星の役割によって異なってきますが、大谷選手の場合は、まさに自分自身の価値観を根こそぎ覆すような、大きな出来事となりそうです。

一方、経過図の冥王星は、ゆっくりと山羊座内を進行し、大谷選手がMLBで活躍する間、ずっと出生図の天王星と海王星をサポートし続けていました。この冥王星は、今年の1月21日に水瓶座に移動し、半年ほど水瓶座に滞在します。その後、9月2日に山羊座に戻り、11月20日に再び水瓶座に移動し、その後は山羊座に戻ることはありません。

この冥王星の動きは、少なからず影響を与えると思いますが、必ずしも、大谷選手の運気が低迷するということではありません。しかしながら、球団からの援護が、今日のようには受けられなくなるような流れにはなりそうです。

土星回帰と、冥王星の水瓶座入りという二つの星の動きからみると、まさに周囲の人をあてにすることなく、自分自身の力で自律せよ、メッセージを送っているかのようです。

このように、東洋の占いでみても、西洋占星術でみても、昨年の終わりから来年にかけて、大きな運気の転機にさしかかっている時期であることが読めます。今年一年は、ある程度今までの流れの延長線上で野球ができそうですが、来年以降は、かなり異なった様相になりそうです。だからといって、すぐに成績が落ち込むというわけではなく、何らかの影響があったとしても、超スーパーウルトラな野球選手が、スーパーウルトラな選手になる、という程度のものかもしれません。ただし、これは、運気の流れれを大谷選手自信が自覚して、今までとは様々な面で、やり方を変えていかなければいけないということを意味しています。

とくに、お金管理の仕方、周囲の人々とのコミュニケーションの仕方、マスメディアやスポンサーとの交渉など、今までは、野球だけに専念してれば、誰かがやってくれていた、というような状況は許されなくなってきます。水谷通訳の解雇は残念なことですが、この出来ごとが一つの教訓となって、今後の状況が、改善していけるようになることを願います。

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