心理学,  潜在意識

年末年始に実家に帰りたくないと思ったら。。。

クリスマスが終わると、あっという間に年末がやってきて、今年も終わりです。お正月が楽しみという人もいるし、そうじゃないという人もいるかもしれません。楽しみという人は、思う存分楽しめばいいだけですが、なんとなく気が重いなあ、という人は、ぜひ、このブログ記事を最後まで読んでみてください。

年末年始に実家に帰りたくないと思ったら、自分自身の潜在意識について、じっくりと内省するよいチャンスです。潜在意識って何って、思った方は、こちらを参考にしてください。

人間は、顕在意識だけでものを考えているので、自分自身の潜在意識どうなっているので、そのすべてを把握することはできません。しかし、もし、自分の潜在意識を少しでも自覚することができれば、自分自身のメンタルをコントロールしやすくなるので、様々な面で生きやすくなります。

もし、自分自身が顕在意識ではこうしたいのに、潜在意識ではどうしてもその気にならない、というときは、2つの意識のギャップを埋める絶好のチャンスです。年末年始、実家に帰りたいなあ、だけど何となく気が重いなあ、などと相反する感情がわいていきたときこそ、自分のメンタルをアップグレードする、絶交のチャンスです。

実家に帰りたくない理由として、顕在意識で考えると、様々な理由が浮かびます。

まず、顕在意識として、最もらしい理由で多いのは、交通費がかかるとか、移動に時間がかかるとか、もしくはラッシュにもまれるのが苦痛だとか、とにかく物理的な移動にかかるコストが大きいということです。

実家が遠い人は、実際にそうかもしれませんが、それほど遠くない場合、顕在意識は、もっともらしい言い訳は、実家に帰ってもやることがない、退屈であるという場合です。

最後に、他のやりたいことがあるという場合です。旅行にいきたいとか、実家に集まる家族以外に、一緒にいたい友人やパートナーがいる、と言う場合です。

他にもいろいろと理由はあると思いますが、何か思いつくことがある場合は、紙に書きだしてみてください。顕在意識で考える理由なので、例えば、物理的に不便とか、合理的に見て時間が無駄、とか理論的な判断で考える、ネガティブな理由です。気持ちの面で、気が進まないというようなものは、除外してください。

次に、潜在意識として、実際に帰りたいのか、帰りたくないのか、内省してみましょう。

潜在意識は、思考で考える顕在意識のように、理論的や合理的な判断基準をもっていません。多くの人は、帰りたい気持ちと、帰りたくない気持ち、両方をもっています。

従って、それぞれの感情を書き出してみましょう。注意することは、上記のような、顕在意識で考えている、合理的、物理的、理論的な理由は、除外してください。あくまでも、自分の気持ちだけに集中して、内省することが重要です。

帰りたくないなあ、と感じている人に対して書いている記事なので、帰りたい気持ちなんてないよ、と思われるかもしれませんが、あなたが本心から、そのように考えていれば、このブログ記事を読んでいないはずです。なにか、帰らないことに対して、うしろめたさがあるから、悩んでいるはずです。

例えば、帰りたい気持ちとして、年末くらい顔をみせないと親に申し訳ないと思う、とか、親もだんだん老いてきたから、少し心配だ、とかでもいいです。他に、久しぶりにあう親戚や、甥っ子や姪っ子が気になる、などという気持ちでもいいです。とにかく、自分の気持ちだけに集中して、感じていることを書いてみてください。

次に、帰りたくない気持ちを書いてみて下さい。これは、本当にいろいろあると思います。結婚を催促される、仕事のことをいろいろきかれる、もしくは、孫を生んでほしいとせがまれる、というような場合もあるかもしれません。

その他に、もう、理由なんてないけど、ともかく○○に会うのが嫌、何が悪いというわけではないけど、母親と会うのが苦痛、父親に会うのか苦痛、義理の両親にあうのが苦痛、という場合もあるかもしれません。苦痛の原因を全て網羅できるとよいですが、それが無理なら、ともかく、○○と会うのが嫌というのでも大丈夫です。

嫌なことを、書くのは抵抗があるかもしれませんが、ともかく全て書き出してみましょう。ただ単に、書くだけで、すっきりすることもあるし、別に誰かにみせるわけでもないので、書いたことであなたが責められることもありません。

次に、それぞれの感情に対して、なぜそのような感情がわいてくるのか、出来る範囲で、考えられる原因を捜してみましょう。

例えば、「結婚を暗にせかされるのがうざい」と思ったとしましょう。結婚したいと思っているけど、してない現状について不満だから嫌なのですか?それとも、結婚なんてしたくないけど、して当たり前みたいな前提がうざいのですか?または、他の兄弟姉妹がすでに結婚していて、比べられるのが嫌なのですか?他の人も結婚してなかったとしたら、何とも思いませんか?

同じ感情に思えるかもしれませんが、これらの原因は全く違っています。それぞれの感情について、自分の本音に対して、内省してみると、今まで考えてもみなかったことが、頭に浮かんできたりするかもしれません。

できれは、それらの原因についても、さらにその原因となることはないか、深堀してみましょう。せかしてくるのが、例えば、親だとしたら、親は何で、あなたが嫌がることはわかっているはずなのに、せかすのでしょうか?それとも、全く、あなたの気持ちなんて、気にしていないのでしょうか?気にしているけど、自分の感情が中心で、あなたの気持ちは眼中にないのでしょうか?

このようにして、自分の感情になる原因、さらに原因の原因、というふうに、感情を一つ一つ掘り下げていきます。すると、普段では考えてもみなかった、自分の潜在意識をより明確にすることができます。

本当につらい出来事、トラウマになる出来事があって、掘り下げるのがつらすぎるという場合は、無理に作業を進める必要はありません。少なくとも、ワークをする前と後で、何ならの気づきが少しでもあれば、このワークを行った意味であります。最終的な原因を知る必要はありません。

ここまで行ったら、次のステップに進みますが、とりあえず、このブログ記事は終了です。これらの作業の続きは、次のブログ記事に書きます。ネタバレになるので、作業が終わらない人は、まだ続きのブログ記事を読まないようにして下さいね。

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