九星気学 吉方位 カレンダー

九星気学に基づいた、吉方位カレンダーです。九星気学(きゅうせいきがく)は、宇宙の気を九つに分類し、さらに『木』『火』『土』『金』『水』の五行の相性を組合わせた占術です。方位の吉凶を知るのに、九星気学は、最もつかわれる占術であり、吉方旅行や引っ越しのときに参考すると、大きな開運効果が期待できます。

九星気学は、それぞれの年、月、年に、9つの星をわりあてて占いますが、生まれた年にわりあてる星を、運命星といい、もっとも重要視します。年、月、日のそれぞれに、9星をわりあてた方位盤(年盤、月盤、日盤)を使い、本命星の相性により、方位の吉凶を判別します。

吉方位カレンダーの使い方

まず生年月日を入力して、生まれた年の運命星を算出します。自分の運命星が分からない場合は、生年月日を入力して、運命星を調べましょう。生まれた年が重要なので、正確な生年月日がわからなくても、多くの場合は、吉方位を調べることができます。

例えば、1987年1月生まれの人の運命星は、五黄土星です。

九星気学は、旧暦の暦をもとにして算出するので、2月の立春を境にして、新しい年に切り替わります。例えば、旧暦の新年は、2024年は、2024年の2月4日、午後17時27分から始まり、2025年の2月3日、深夜23時10分に終わります。つまり、2024年の1月は、旧暦の暦では、まだ2023年です。

生まれた年の運命星も、2月の立春の時期で、新しい運命星にきりかわります。

例えば、1987年2月4日、17時52分に生まれた人の運命星は、1月生まれの人と同様に、五黄土星です。

1987年の立春は、2月4日、17時53分なので、17時53分以降に生まれた人の運命星は、四緑木星に切り替わります。一年の年度が切り替わる、立春あたりに生まれた人は、生まれた日時を入力して下さい。

運命星、又は本命星を選択したら、『吉方位を表示』のボタンをクリックします。

2023年12月から、2027年の立春までの四緑木星の吉方位が表示されます。さらに、のマークをクリックすると、月ごとの吉方位がドロップダウンで、みることができます。

2024年に1月までは、旧暦の2023年に含まれるので、2023年のドロップダウンの下に表示されます。同様に、2024年のドロップダウンでは、2024年の2月から、2025年の1月までが表示されます。

さらに、そえぞれの月で、をクリックすると、日ごとの吉方位が表示されます。

旧暦では、12月7日の大雪の日から、新しい月に切り替わるので、12月1日から、12月6日までは、11月のドロップダウンの下に表示されます。12月のドロップダウンの下には、旧暦の12月にあたる、12月7日以降の吉方位が表示されます。

吉方位と凶方位

吉方位カレンダーでは、年、月、日の、それぞれに方位盤において、吉方位 (❤)、凶方位 (💀)、大凶方位 (☠)を示しています。吉方位は、生まれた年によって決まる、運命星によって、異なってきます。凶方位は、運命星によって決まる場合と、運命星にかかわらず、全ての人にとって、凶方位になる場合があります。

実のところ、九星気学では、吉方位よりも、凶方位の方が、凶方位の判定方法も、実際に判定される方位の数もはるかに多いです。一つの方角に、吉方位となる要素と、凶方位となる要素が重なる場合もあるし、複数の凶方位になる判定要素が重なる場合もあります。このカレンダーでは、以下の要素を凶方位として判定しています。吉方位は、運命星によって決まる吉方位が、凶方位の要素が一つもない場合のみを吉方位としています。凶方位の要素が複数存在して、とくに凶作用が多いものを、大凶方位としています。

  • 五黄殺 :方位盤の中で、五黄土星が入っている方位です。一年、あるいは、一月、一日の間で、全ての人にとって凶方位になります。例えば、2024年は三碧木星の年であり、2024の方位盤で、五黄土星は西に入っています。よって、2024年は、西は五黄殺となり、全ての人にとって、凶方位となります。
  • 暗剣殺:五黄殺と反対側の方位です。2024年は、東が暗剣殺で、全ての人にとって、凶方位です。
  • 本命殺:方位盤に、自分の運命星が入っている方位です。運命星によって、凶方位は異なります。
  • 本命的殺:本命殺と反対の方位です。運命星によって、異なります。
  • 定位対中:方位盤で、一白水星が南、九紫火星が北に位置するとき、それぞれ、南と北が凶方位となります。2024年の方位盤では、一白水星は東、九紫火星は南西に入っているので、2024年においては、定位対中による、凶方位はありません。
  • :2024年は辰年なので、辰の方位、南東の反対側、北西の方角が、2024年の歳破となり、全ての人にとって、凶方位となります。同様に、月の十二支、日の十二支の方位の、それぞれ反対側の方角が、それぞれ、月破日破となり、全ての人にとって凶方位となります。

吉凶の作用と方位の選び方

九星気学では、その年の九星を表す年盤、月ごとの九星を表す月盤、その日一日の九星を表す日盤、と三つ星の影響をそれぞれみて、移動の目的と期間を考慮して、最終的な吉方位を判定します。年盤、月盤、日盤の、3つの方位盤の吉方位が重なる方位が、最強の吉方位になるので、引っ越しや、より積極的な吉方旅行に最適な日付となります。

吉方位カレンダーでは、マークをクリックすると、月ごとの吉方位、日ごとの吉方位が、ドロップダウンで順次表示されるようになっています。

例えば、四録木星の2024年の吉方位は西南です。2024年の月ごとの吉方位をみると、西南は3月に、月ごとの方位も吉方位になっています。さらに3月の日単位での吉方位では、3月6日、7日、9日、16日、18日に、西南が吉方位になります。これらの日にちは、年盤、月盤、日盤において、同じ方角が吉方位になるので、引っ越しや、吉方旅行をする日付として、最適な大吉日となります。

方位の影響は、年盤の方位がより長期的な影響になり、日盤の方位は、短期的で即効性のある影響力をもちます。日帰りの移動の場合は、日盤の方位を優先し、逆に長期間の宿泊を伴う旅行や引っ越しには、年盤の方位を優先します。一泊だけの短期旅行する場合は、月盤の方位を優先的にみます。

吉方位を考える時に、年盤、月盤、日盤、全ての方位盤の全てを考慮することは、かなり大変で、あまり実用的ではありません。需要なことは、吉方位に移動するということよりも、凶方位への移動を避けるということです。例えば、年盤では、凶方位でもない吉方位でもない方位だが、月盤では吉方位、日盤では、吉方位、という場合も、候補の一つにしてみるといいと思います。

実際に、旅行や引っ越しなどは、必ずしも一人で移動するとは限りません。家族やグループで移動するときは、それぞれの吉方位を合わせることは難しくても、凶方位を避けるのは、比較的容易な場合もあります。凶方位は、万人にとって、凶方位であることが多いからです。

九星気学で使う方位盤では、北、西、南、東の4方位は30度、東北、東南、西南、西北の4方位は、60度ごとに振り分けられています。従って、実際に方位をみるときでも、北、西、南、東の4方位は30度と狭く、残りの4方位は、倍の60度の角度内でみるようにします。例えば、東京を中心にしてみた場合、以下のようになります。自分が住んでいる場所にあわせて、吉方位と凶方位を判定してください。

土用と土用間日

土用とは、春夏秋冬のそれぞれの季節の間にある時期で、それぞれの季節の変わり目である、立春、立夏、立秋、立冬の、直前約18日の期間のことです。丑の日にちウナギを食べる習慣があるので、夏の土用の期間がもっとも有名ですが、それぞれの季節ごとに、春の土用、秋の土用、冬の土用があります。

土用の期間中は、土のエネルギーが強まる時期とされています。それぞれの季節ごとに、やるとよいことがあると言われていますが、その一方で、やらない方がいいとされていることもあります。

その一つが、場所を移動したり、土を動かすことであり、建築、引っ越し、旅行などは、やらない方がいいとされています。吉方旅行については、移動によって運気が下がる傾向があるので、むしろ、よい方角に移動して、運気の底上げをした方がいい、という考え方もあります。しかし、その一方で、せっかくの吉方旅行なので、最大限に恩恵をえるためには、土用期間中の移動は避けるべきと、考える人もいます。

おもしろいことに、土用期間中には、間日 (かんじつ)と言って、土用期間中でも、土を動かしたり、引っ越しをしたりしても大丈夫という、例外が設けられています。昔の人も、二週間以上も畑仕事ができない、となると大変だったと思います。

吉方カレンダーでは、それぞれの日付に、土用や間日に当たる日を明記してあるので、参考にしてみてください。吉方旅行などで、よい方位をとりたくても、いろいろ制約があって難しい場合もあると思います。何を重要と考えるかは、それぞれの状況に応じて、柔軟に対応してください。

生年月日、又は、本命星を選択してください。

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