2026年9月11日 乙女座の新月
2026年9月11日、乙女座で新月を迎えます。ちょうど、8月に皆既日食と部分月食を経たあとの最初の新月で、大きなエネルギーの変化を感じるときです。
8月13日の日本の新月では、ICに金星がのり、8月28日の満月では、ICに海王星がのっていました。それぞれICが目立つ星の配置でした。ICは、国土の状態をあらわすので、千葉県を中心にして、記録的な豪雨があったり、自然災害に注目が集まるときでもありました。星の配置そのものは、とてもポジティブで強いので、致命的な被害を及ぼすような悲惨なものにはならないと思いますが、しばらくは、運気が天候に左右されるような状況、とくに、海王星があらわす水による被害が、多くなるかもしれません。
日本の首都、東京では、9月11日、午後12時27分に新月を迎えます。前回の満月を迎えた時間も、13時19分だったので、満月図とほぼ同じ時間帯におきた星の配置となり、従って、ハウスごとにみる星の並びになります。満月図と同様に、ICに海王星、4ハウスに土星が入り、8ハウスに木星、9ハウスに太陽、2ハウスに冥王星、6ハウスに天王星です。これらのハウスでは、満月から引き継いだテーマが、これから1か月間続きます。2ハウスは税金などの国の財政、8ハウスは国際的な金融市場、6ハウスは軍事や外交問題、9ハウスは皇室や憲法などの法律関係などをあらわします。

今回の新月図で、とくに特徴的なことは、ICにのっている海王星を中心にして、その反対側にあるMCには水星がのり、カイトと呼ばれる複合アスペクトが出来ていることです。水星はテクノロジーや情報通信を意味しますが、風星座の天秤座の0度にいて、AIを中心にした先端のテクノロジーの、新たなフェーズへの変化を示唆しています。
蟹座にいる火星は、太陽と月に対して、協力的な角度をとりながら、7ハウスから8ハウスに移動しています。太陽と月、火星の真ん中に、獅子座の木星がいて、金融市場をあらわす8ハウスを、さらにエネルギーを注いでいます。この期間は、純国産、もしくはより日本という国を意識した銘柄が注目を集めそうです。
続いて、アメリカの新月図をみます。アメリカの首都、ワシントンDCでは、9月10日、23時27分頃、新月を迎えます。日本と同様に、前回の満月のときの時間が大きく変わらないので、満月図と今回の新月図の、ハウルごとにみる星の配置は似通っています。
カイトの頂点にいる海王星と土星がいる11ハウス、太陽がいる4ハウス、火星がいる2ハウス、木星がいる3ハウス、冥王星がいる9ハウス、天王星がいる12ハウスは、満月図と同様のテーマが、今回の新月期間中も引き継がれます。ハウスごとにみると、日本よりも、アメリカの新月図の方が、満月図からの変化が少ない、という印象をうけます。
一方、カイトの中心的な役割を担う水星は、4ハウスから5ハウスへ移動しています。5ハウスは、製造業や農業など、実質的な生産活動をあらわします。議会や政党をあらわす11ハウスにいる海王星は、11月の中間選挙にむけて、理想や夢を人々にアピールしようとする中で、実質的な経済活動は果たしてよくなったのか、天秤座の水星は、客観的で公平な立場で精査しようとします。

火星は、満月図と同じ2ハウスにいますが、太陽と月に協力的な角度をとり、さらに、土星との緊張の角度が緩くなることによって、新月を迎えて、より勢いを増しています。蟹座の火星なので、より国の利益を守るために、税制や金利など、国の財政にかかわる政策が、積極的にとられるような新月期間となるでしょう。
日本でもアメリカでも、水星が天秤座入りすることによって、水瓶座の冥王星、双子座の天王星、風星座にいる星たちが強固な協力体制をとり、風の時代の本質を体現化しようして、社会が動くときです。新たな価値観をうけいれることに対して、不安を感じる人も多いはずですが、牡羊座の海王星が、具体的な懸念事項を曖昧にしつつ、新たな社会的な理想をかかげて、牽引していきます。
とくにこの新月期間は、冥王星と海王星が逆行し、天王星は新月の火を境にして、順行から逆行に方向を変えます。冥王星が水瓶座入りした2024年くらいから、外惑星たちが実行しようとしていた、地球規模の大きな変革の第一フェーズを終えて、これから始まる第二フェーズへ向けて、小休止して、今までの方向性を一度振り返る、という時期になります。
一度逆行に転じてから、冥王星は10月17日、海王星は12月13日、天王星は来年の2月8日に、順行にそれぞれ変わります。天体が逆行している間、所謂、風の時代がはじまって、何が変わって、何が変わらなかったのか、それを見直してみると、これから始まる第二フェーズで、大きく飛躍できる土台が固まるでしょう。