2025年7月20日 参院選を占う (6) 公明党
2025年7月20日の参院選について占います。今回は公明党です。代表の斉藤鉄夫氏は、1952年2月5日の生まれで、生まれた時刻はわかりません。 最初に数秘でみます。
斉藤氏の運命数は6、外面をあらわすパーソナリティーナンバーは8、内面をあらわすソウルナンバーが3です。過去数が5、未来数が7で、全体として、5から8までの数値が、バランスよく並びます。組織の中での和と調和を重視する温厚な人柄で、思慮深く、常識的な人です。

その一方で、内面をあらわすソウルナンバーが3なので、子どもらしい純粋さも兼ね備えています。あまり型にはまってしまうと、本心としては、少し物足りなさを感じて、矛盾を抱えてしまうかもしれません。
続いて、命式を出して、空亡で運勢をざっとみます。が、斉藤氏の誕生日は、2月5日生まれで、丁度1951年と1952年の、年度の切り替わりにあたり、生まれた時間がわからないと、正確にはだせません。偶然ですが、石破首相も2月4日生まれで、年度の切り替わりの日にあたります。与党の二人の党首の誕生日が年度末、というような状況は、なんとも、日本の政治も一つの節目になりそうです。
生まれた時間を考慮して、詳しい運勢を出すのは大変ですが、命式と空乏を調べるのは、比較的簡単なので、両方の場合を考察したいと思います。まず、1952年2月5日の日柱は、辛巳です。1952年2月の節入りの時間は、午前5時54分ごろなので、5時54分前に生まれた場合は、年干は辛卯、5時54分以降に生まれた場合は、壬辰になります。斎藤氏の空乏は申酉空亡で、運命星は金星、年干が辛の場合は金星人マイナス、年干が壬の場合は、金星人プラスです。


辛卯の年生まれで、金星人マイナスの場合は、2025年の運勢は再開で、2025年から2028年まで成果が実りやすい、幸運期になります。

一方、壬辰の年の生まれで、金星人プラスの場合は、2025年は経済の年になり、2024年から2027年までの3年間が、幸運期になります。さらに、6年ごとにみる年代運も、人気の年になるので、2024年から2027年までは、非常に運気の強い年となります。

斎藤氏は、2024年に、公明党の代表に選ばれているので、金星人プラスの方が、運気の流れがマッチしているような気がします。しかし、どちらの年に生まれたとしても、2025年が運気の強い年であることは、変わりありません。選挙の結果がどうなるかはわかりませんが、少なくとも、斉藤氏個人の運気としては、とても充実した時期と言えます。
続いて、西洋占星術で出生図をみます。土星、太陽、月のグランドクロスに、土星の反対側には木星あり、カイトとよばれる複合アスペクトを描いています。出生時間がわからないので、月の位置は定かではありませんが、仮に月の位置が少しずれたとしても、木星と太陽、土星の直角三角形には影響がないので、力強い星の配置であることには変わりありません。

さらに、木星、金星、土星、天王星が、グランドスクエアと呼ばれる正四角形を描いています。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座という、活動宮の星座のグランドスクエアなので、行動をおこすエネルギーの強さが半端なく、多くの分野が違う様々な事柄に、情熱的に没頭できる人です。
カイトもグランドスクエアも、木星と土星という軸を中心に描かれており、この2つの社会天体の力が、人生の方向性を決定します。幼少期に厳しい倫理観を課せられることが多く、目上の人や社会的なルール、規範を重んじることによって、周囲の信頼感をえようとする人です。
次に、出生図と選挙当日の経過図を重ねてみます。選挙で結果をだすために重要な星である、経過図の木星は、出生図の天王星と重なり、出生図の木星と緊張の角度です。選挙の結果は、ちょっと予想できないことが多くなるかもしれません。

しかし、予期しないことは多いかもしれませんが、全体として、ポジティブな角度も多いので、結果はそれほど悪くはない、というような状況に落ち着きそうです。絶対大丈夫だと思っていた人が落選したりする一方で、思わぬところで恩恵をうけたりするというようなこともあります。ただし、今回の選挙は、ちょっと今までと違うぞ、という感じをうけるかもしれないので、その直感を今後の政治活動にいかしていくことが重要なポイントです。