023 満月図

2025年5月13日 蠍座満月

2025年5月13日に蠍座で満月を迎えます。4月28日に新月を迎えたとき、日本の新月図では、12ハウスに星が集中していました。12ハウスは、裏社会、陰謀をあらわします。今回の満月図では、12ハウスにいた星たちが1ハウスに移っています。大手メディアで言われていなかったけど、SNSで言われていたことや、デモで主張されていたことなどが、現実的な問題として、徐々に顕在化していくのかもしれません。

もしくは、陰謀論界隈の、世代交代ということかもしれません。奇しくも、政界経済フォーラム、通称ダボス会議の創設者、ダグラス シュワブ氏が、4月21日に退任したばかりです。このニュースが、日本の満月図にあらわれているとしたら、ちょっと興味深いです。

アセンダントは魚座で、アセンダントの最も近くにいる星は土星です。土星は、魚座の28度にいて、5月25日に牡羊座に移動します。牡羊座の1度には海王星がいて、土星をサポートします。魚座は海王星の支配星なので、とても海王星の力が強い満月図です。

緩やかですが、土星と角度をとっているのは、蠍座の月、そして、双子座の木星です。国民をあらわす月は、金融市場を象徴する8ハウスにあります。土星との角度は協力的なものですが、試練やブレーキを意味する土星が、月に圧力をかける形になります。トランプ関税を経て、大暴落をしていた市場は、少しずつ回復し続けていますが、満月をむかえるころには、回復も一段落して、次のフェーズを見極めるように、慎重な動きになりそうです。

一方、木星は土星と緊張の角度をとります。ICにぴったりと重なっている木星は、通常よりも勢いがあります。土星による牽制球を受けながらも、勢いよく進むという、とても激しい配置です。ICや4ハウスは、国土の状態をあらわすのですが、野党という意味もあります。批判も多いでしょうが、7月の参院選にむけて、与党を批判する様々な議論が活発にかわされそうです。

今回の満月図の中で、太陽と月をのぞくと、最もタイトな角度をとっているのは、冥王星です。冥王星は、議会や政党、国庫の豊かさなどをあらわす場所である11ハウス、水星は国の財政状態、税制などをあらわす2ハウスにいます。増税ばかりを推し進める国の政策に対して、今までありえないような強気な反論がかわされそうです。消費税廃止などの主張も、より具体的に見直され、少しばかりの希望が見えてくるかもしれません。

続いて、アメリカの満月図をみます。アメリカの首都ワシントンDCでは、5月12日、午後12時56分頃に満月を迎えます。魚座と牡羊座に集中していた天体は、金融をあらわす8ハウスに配置されています。アメリカの株式市場は、ちょっと厳しい満月期間となりそうです。ただし、8ハウスには金星もいて、獅子座の火星と安定の角度をとっています。困難で不透明な中でも、取引自体は積極的で、少し個性的な銘柄が注目を浴びるような展開もあるでしょう。

太陽がMCにあり、月がICに配置された満月図は、非常に勢いがあります。トランプ大統領を支持する人たちの、熱意はより熱く、一方、支持しない人たちの反発も、それ以上に強くなりそうです。アメリカという国の在り方、今後の方向性をめぐって、激しい議論がかわされるような満月期間になりそうです。MCの近く、太陽のそばには天王星も控えているので、当初は誰も予期しなかったら、新たな方向性や懸念事項も、展開されていきそうです。

最もタイトな角度をとっている、水瓶座の冥王星は6ハウス、牡牛座の水星が9ハウスです。9ハウスは海外をあらわし、また水星は通商を意味するので、関税をめぐっては、より具体的で詳細な議論がかわされそうです。同時に、冥王星はさらに根本的な問題にも焦点をあてようとするので、一度決めたことが、また覆される、というようなことも頻繁に起こりそうです。

今回の満月期間は、少し神経質な星の動きもありますが、全体として、日本もアメリカも比較的穏やかにすごせる時間になりそうです。星の動きは、6月から8月にかけて、これからどんどんと力強くなり、激しいドラマを展開させるような期間に突入していきます。

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