02 西洋占星術

韓国を占う

2026年7月17日、日経平均は一時4000円を超えて暴落し、およそ1カ月ぶりに6万3,000円を割り込む場面もありました。暴落の背景には、サムスン電子とSKハイニックスなど、韓国の半導体企業の暴落があり、日経平均もそれらの値動きに左右されている状況があるそうです。

日本と韓国は、時差も少なく、かなり近い位置にある国なので、占星学的にみると、同じような運命を共有している国同士なのですが、最近の動きをみると、少し日本よりも極端な傾向がみられるなあと思います。一方、両国もともに異なったタイミングで国家成立しており、国がもっている「出生図」は違うので、もって生まれた運命は異なっており、出生図がもっている星の配置が、影響しているということは考えられます。今回は、韓国の「出生図」と、現在の四季図の星の配置をみながら、韓国の運勢を考察していきます。

現在の韓国、大韓民国の国家が樹立したのは、1948年8月15日ですので、この日を「誕生日」として、国の「出生図」、始原図を作成します。韓国の始原図は、以前の投稿でも解説したので、こちらも参考にしてください。太陽、水星、土星、冥王星が獅子座に集中し、射手座に木星と月が配置されている、とても火星座の影響が強い、印象的な配置でした。獅子座の土星に対して、双子座の天王星、冥王星や太陽に対して、てんびん座の海王星と火星が、協力的な角度をとっており、風星座にある天体が、強すぎる火星座とのバランスをとっているような始原図です。

この始原図と、2026年の春分図を重ねてみます。始原図の天王星と月、四季図の太陽が、はっきりとした直角三角形を描いています。春分図の太陽は、常に牡羊座0度の位置になるので、天秤座が双子座29度、月が0度の配置をもつい韓国の始原図では、毎年定まった配置になるのですが、今年はその太陽に、海王星と土星がほぼ重なっているというのが、特徴です。

太陽は国家、月は国民、天王星は予期せぬ変化、最新のテクノロジーによる社会的な変革、などを表します。国民のとって新しい脅威に感じる出来事に対して、国家がバランスをとって、仲裁するような形をとって、スムーズに受け入れていくような動きをします。しかし、今年の春分図では、この太陽に、海王星と土星が接近し、国家に対する信頼、期待が薄くなり、さらに土星による、より大きな責任と重圧が、太陽に対してかかるようになっています。

さらに、始原図の金星に対して、春分図の水星が協力的な角度をとっています。金星は、喜びをもたらすもの、楽しいことやエンターテインメントをあらわし、水星は情報やコミュニケーション、AIなどの最新の技術革新を意味します。新たな技術の恩恵をうけて、より豊かに発展していく様子が描かれていますが、金星には投機的なお金の動きを意味することもあります。まさに今のAI投資ブームの状況を象徴していますが、基本的にはよい星の配置であるので、投資ではなくて、ただの投機であるという、客観的な視点を失わないようにしていくことが重要です。

全体の主役になりそうな天体は、資源図の天王星なのですが、春分図の天王星が双子座に入り、これから双子座29度の天王星を追いかけるようにして進んでいきます。天王星が双子座に入ると、今後の動きの布石になるような出来事が起きて、2031年から2032年ごろ、国家の体制が大きく変化しそうな状況につながっていくでしょう。

韓国だけではなく、前回、天王星が双子座に入っていた、1941年から1948年にかけて、新たなに創設された国家は多いはずです。1940年代から1950年代にかけては、コンピューターの黎明期でもあり、今日の情報戦略の基盤ともいえる技術が誕生した時期です。この時期に誕生した国は、現在の双子座天王星時代に、AIによる情報革命のより大きな新たな影響をうけ、社会的な基盤を再構築するようなタイミングにきています。

日本の状況においても、日本国憲法が出来た日、1946年10月7日を、日本の「誕生日」として扱い、始原図として占う方法は、よく行われます。この日の星の配置と、今年の春分図を重ねてみると、憲法公布日の配置の天王星は、双子座の21度にあります。

春分図の天王星は、4月26日に双子座に入り、2030年ごろに、双子座21度付近を通過します。天王星は、国の大きな変革となる出来事を象徴しますが、この始原図の特性を考慮すると、言葉通り、憲法改正にかかわる動きに、大きな節目となる状況になるのではないかと思います。

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