四柱推命,  数秘術,  西洋占星術

都知事選を占う (1) うつみさとる氏

2024年の7月7日に行われる都知事選に立候補している候補者を占います。50人以上も立候補しているということですが、全員を占うのは難しいので、対象者は生年月日がわかる人で、熱心な支持者がいる人、ある程度の長期にわたって、政治的、社会的な活動をしている人に絞ります。今回は、うつみさとる氏を占います。

うつみ氏は、1974年12月9日生まれで、出生時刻はわかりません。最初に数秘で、パーソナリティーをみます。運命数が33で、未来数が3、全体として、奇数が目立つのですが、運命数が44です。自分自身のこだわりと正義感が非常に強く、それを実行するための行動力もずばぬけています。情熱的で向上心も強いのですが、そうでない人に、いらだちやすくなってしまうのが欠点。しかし、最終的な使命が44という、とても大きな数値をもっているので、他者への理解力をえて、より大きな組織の中でも頭角をあらわしていくような器がある人です。

西洋占星術で、出生図のホロスコープをみると、太陽、水星、火星が乙女座に入っていて、乙女座祭りです。普通の人では考え付かないようなアイデアも豊富であり、物事を深く探究しようとします。木星が魚座にあり、天秤座の天王星の協調の角度をとっています。西洋医学のみにかかわらず、人の心、精神世界を重視し、既存の医学の常識をくつがえしていこうとする、うつみ先生の医学に関する姿勢、そのままです。

東洋の占いで、命式をみると、日柱がうつみ氏の日柱で甲申、月柱が丙子、年柱は甲寅です。空亡でざくっと運勢をみると、火星人マイナスで、2022年から2024年までの運勢がよく、2025年から停滞期に入ります。2022年からの三年間は、コロナで既存の医療について、良くも悪くも関心を持つ人が増えたので、結果として、うつみ氏の活動や主張を支持する人も増えて、単なる医者という活動範囲を超えて、より社会的な活動の場が広がっていった時期だと思います。

うつみ氏は、ちょうど12年前の2012年に、自らのクリニックを立ち上げることを宣言し、2013年の4月に開業しています。今年は、都知事選立候補と言う機会を経て、今までの活動に、一つの区切りをつけるような年です。選挙に勝利するか否かは別として、これからの12年間、より政治的、公的な場所での活動の場が増えそうです。

四柱推命で運気の流れをみると、2023年の癸卯の年が、周囲からの大きなサポートを受けられて、物事がうまくまわりやすい幸運期になっています。癸卯は、水のエネルギーが強まるので、日柱が甲申のうつみ氏にとっては、水のエネルギーは印星です。自分自身で望むか否かにかかわらず、重要なポジションでの活躍が用意されているような時期です。おそらく、都知事選を視野に入れて活動をするのを決意したのが、このころだったと思います。

2024年4月には、10年ごとで運気をみる大運がかわり、とても木のエネルギーが強くなります。日柱が甲申で、木のエネルギーで、木は火を助けるので、火のエネルギーはうつみ氏にとっては、漏星となります。とくに、2026年は丙午の年なので、うつみ氏がかつて経験したことがないレベルで、火のエネルギーが強くなります。他の誰かをサポートしたり、社会のためにひたすら奉仕したりしなければいけない運勢です。必然的に、自分のエネルギーを奪われてしまうので、どちらかというと、かなり大変な星回りです。

2026年丙午の年では、うつみ氏だけでなく、多くの人の運気が変化します。丙午というのは、60干支の中で、最も火のエネルギーが高まるときです。おそらく、個人個人の運気がかわるというよりも、日本全体の運気、社会的情勢が大きく変わるのだと思います。うつみ氏にとって、今までの政治的活動が実を結ぶというよりも、また新たな発見、今までも大きく異なった視点をえるような時期です。当然、都知事にならなかったとしても、活動のステージが大きく変化しそうです。

肝心の選挙についての運気は、西洋占星術で7月7日の経過図と、うつみ氏の出生図を重ねてみます。

選挙で勝利するためには、とくに木星の配置が重要です。経過図の木星は、うつみ氏の出生図の冥王星と、協力的なので、厳しい局面に直面しても、起死回生のチャンスもめぐって来る、強い運気です。しかしその一方で、出生図の木星と海王星と、厳しい配置をとっています。もともとの知力、知名度、社会的な認知度など、はじめて出馬するハンディキャップを覆すほど、強くはありません。

もともと、うつみ氏の出生図では、土星と太陽が協力的な角度をとっているので、うつみ氏は社会的、対外的に厳しい立場におかれても、それを自分自身の力にかえて、飛躍できる人です。選挙の日の経過図では、その出生図の土星に、経過図の太陽がのっています。現実的な厳しさは実感しつつも、確かな手ごたえを感じられるような、そんな選挙戦になりそうです。

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