四柱推命,  数秘術,  西洋占星術

都知事選を占う (3) 田母神としお氏

2024年の7月7日に行われる都知事選に立候補している候補者を占います。今回は、田母神としお氏です。

田母神氏の生年月日は、1948年7月22日で、出生時間はわかりません。最初に数秘でパーソナリティーをみます。運命数が33、過去数22、未来数11と、生年月日でみるナンバーがみなぞろ目です。ここまで、マスターナンバーがそろう人は、かなり珍しいです。その他には、内面も11で外面は1、ぞろ目以外は、奇数の数値が目立ちます。

数秘は、必ずしもぞろ目がいいというわけでもないし、マスターナンバーが珍しく稀少というわけでもないです。生年月日をもとにしている数値は、3322は、世代によって、出現数に差がでますが、11の出現数は、決して稀少ではなくて、実際に、2の方が少ないくらいです。しかし、それを考慮しても、3つともぞろ目と言うのは、かなり珍しいです。

田母神氏の命式は、日柱が戊申、月柱が己未、年柱が戊子で、それぞれの干支に、が並びます。土のエネルギーが強い干支ですが、には、ほとんど土の要素がないので、命式全体としては、生まれた時間にもよりますが、土のエネルギーが強くありません。とは言え、年や10年ごとの大運によって、五行のエネルギーは変化するので、運気によって、土がものすごく強くなる、というような変化を経験します。

土のエネルギーは、田母神氏にとっては自星であり、自分自身を強くするエネルギーです。年代ことの五行エネルギーの変化をみると、2006年に大運が乙丑、年運が丙戌となり、月柱の己未とあわせて、とても土のエネルギーが強い支がそろうので、何かあったのではないかなあと、想像します。

ウキペディアによると、2006年の翌年、航空自衛官の最高位である航空幕僚長に就任されているので、このころは、田母神氏にとって、成果が認められやすい、幸運期だったことでしょう。空亡で運気の流れをみると、2006年から2008年は、6年ごとの運気をみる年代運、年運ともに幸運期であり、最も恵まれた時期です。

その後、2009年から、年運は停滞期に入りします。2008年に、田母神氏は、アパグループが主催した、「真の近現代史観」の懸賞論文に応募して、最優秀藤誠志章を受章します。しかしながら、この論文が政府見解と異なる主張であるとして問題視され、2008年の11月には、航空幕僚長の職を解かれることになります。その後2009年には、個人の田母神事務所を設立し、啓蒙活動や政治的活動に行っていくことになります。

このように、田母神氏のプロフィールに照らし合わせてみると、空亡でみると、一年程度の運気のずれはありますが、おおよそ合致していると思います。

もう少し、五行の流れから、四柱推命で運勢をみます。田母神氏は2014年に、10年ごとに運勢をみる大運が、丙寅にかわります。2004年からの10年間は、乙丑の大運だったので、丙寅になると、大きく五行バランスがかわり、とても火のエネルギーが強い運気になります。

火のエネルギーは、日干がである田母神氏にとっては、印星であり、サポートや人気運がまわってくるエネルギーです。ちょうど、2014年には、都知事選に立候補して、より深く政治の世界にかかわっていくことになります。

10年たった、2024年には、新たに大運が丁卯にかわります。五行バランスからみると、丁卯も丙寅とどうように、火が強いエネルギーになるので、幸運期は持続します。とくに、2026年には、年運が丙午という、最も火のエネルギーになるので、新たな分野での活躍のチャンスがめぐってくる可能性があります。

しかしながら、より大きな運気の流れでみると、これから、都知事として、政治家として大成していく運気とみるのは、難しいかなと言う感じです。大舞台の中心で活躍するというよりは、自分自身の経験をより多くの人に伝えて、啓蒙的な活動をしたりすることが多くなりそうです。

次に、選挙当日の運気を、西洋占星術でみてみます。7月7日の経過図を、田母神氏の出生図に重ねてみます。星の配置は、よいものもよくないものもありますが、選挙に勝つためには、木星の状況が重要なので、木星の配置を中心にみます。

田母神氏の太陽は、蟹座の終わりの29度で、獅子座との境界線にあります。双子座に金星と天王星、蟹座に水星と太陽、獅子座の冥王星と土星が入っており、少し離れた、天秤座の海王星と火星がいます。これらの星のちょうど中央に冥王星があり、獅子座冥王星の力がきいている出生図になっています。

冥王星は月と丁度反対側の位置にあり、射手座にある木星と協力的な角度、海王星とも安定の角度をとっています。田母神氏は、多少の困難があっても、自分自身の意思の力で、状況を覆していける、不屈の精神をもっているような人です。

選挙の当日は、経過図の木星は、出生図の海王星と月に対して、協力的な角度です。田母神氏自身の気持ちとしては、満足できる選挙戦が遅れたことを実感できるでしょう。

一方で、経過図の土星は、出生図の木星に対して、緊張の角度です。まだ、組織的な力の至らなさなど、選挙で実質的な結果を出すという点においては、現実的な難しさを感じるかもしれません。

田母神氏にとって、今回の選挙戦は、今までの活動の成果が結実するというよりも、これから数年間における、新たな活動への、大きな足掛かりになるでしょう。とくに、2026年におとずれる新たな運気の転換期において、重要な布石となるはずです。

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