四柱推命,  数秘術,  西洋占星術

都知事選を占う (4) 石丸伸二氏

2024年の7月7日に行われる都知事選に立候補している候補者を、占います。今回は、石丸伸二氏です。石丸氏の生年月日は、1982年8月12日で、出生時刻は分かりません。

最初に数秘でみます。石丸氏の運命数は4で、内面をあらわすソウルナンバーも4です。4は、安定をあらわす保守的な数値であり、自分自身が描く理想に向かって、綿密な計画をたてて、着実に前進しようとします。現実的な、問題処理能力が高くて、チームや組織の中で、結果を出そうとします。

ウィキペディアによると、石丸氏は、大学卒業後、メインバンクに就職して、順調にキャリアを積み重ね、2014年には、ニューヨークに駐在し、その後もアメリカの主要都市で仕事をしています。しかし、2020年に一転して、メインバンクを退職、広島県安芸高田市の市長選に立候補します。

2020年は、多くの人の価値観が変わった時期だと思いますが、それを加味しても、突然の政治家への転向は、運命数4の人らしからぬ行為です。おそらく、背後には、かなりしっかりとしたサポートがあり、確実に勝てるという勝算があったのだと思います。

空亡で大きな運気の流れをみると、石丸氏は、土星人のプラスで、令年生まれです。令年生まれの人は、反対側の星の運気の影響もうけるので、セオリー通りの運気の流れにならないともいわれていますが、私が見た限りでは、令年生まれの人も、空亡の時期には、運気が下がっている人が多いようにみえます。

石丸氏は、日柱が丁卯で、年柱が壬戌なので、戌亥空亡のプラスです。銀行員の仕事を辞める前の3年間、2017年から2019年までが、運気の低迷期です。安芸高田市の市長になった、2020年から開拓の運気になり、新たなスタートの時期になっているので、丁度よいタイミングで、キャリアチェンジしていると言えます。

今年は、年運が人気の年なので、社会的な注目をえやすい年なので、新たに都知事選にチャレンジするのは、よいタイミングです。その一方で、6年ごとにかわる年代運が、背信に変わるので、長期的な視野でみると、運気の勢いが弱まるのは、否めません。

もう少し、五行のエネルギーバランスを中心に、四柱推命で運気をみます。石丸氏は、安芸高田市の市長になった翌年、2021年から大運が壬子にかわっています。壬子は、60干支の中で、最も水のエネルギーが強い干支です。年運も2020年は庚子、2021年は辛丑なので、ちょうどこのころから、非常に水のエネルギーが強くなっています。

壬子の前の大運は、辛亥でした。辛亥のエネルギーなので、ちょうど、2021年を境に、のエネルギーがから、のエネルギーに大きく変わっています。石丸氏の日柱は、丁卯なので、のエネルギーは財星であり、のエネルギーは官星です。財星は、財という字が表す通り、お金の星であり、官星もまた、官という字のごとく、政治や行政をあらわす星です。財星が強いときに、銀行員として仕事をして、官星が強いときに、政治家として活動しているわけですから、まさに、星の運気がめぐるとおりに、人生を歩んでいる感じです。

2024年は甲辰の年なので、のエネルギーも強くなっています。のエネルギーは、印星になるので、人気運もあり、社会的なサポートをえられやすいはずです。緻密な計算を得意とする石丸氏ですから、都知事選に出馬を決めた背景には、それなりの勝算をみこめるだけの、サポートがあるはずです。

次に、選挙当日の運気を、西洋占星術でみます。石丸氏の出生図を、2024年7月7日の経過図に重ねてみます。

石丸氏の出生図では、天秤座の冥王星が、出生図の太陽と海王星と小さな三角形を描いており、冥王星の力が強く影響する配置になっています。冥王星は、窮地に陥ったときにも、結果を覆していくようなエネルギーがある星であり、目上の人の力、社会的、政治的に力がある人の援助や協力の大きさを示唆しています。

選挙当日の経過図では、経過図の海王星が、出生図の天王星と金星に、協力的な配置をとっています。SNSなど、現代的なネットワークを駆使した選挙活動が功を奏して、人気を得るでしょう。しかしながら、海王星のサポートは目に見えにくいものなのです。実質的な得票に結びつくかは、少し厳しいかもしれません。

その他の配置としては、少し厳しいものが目立ちます。まず、経過図の冥王星は、出生図の木星に対して、緊張の角度です。さらに、経過図の火星もまた、出生図の太陽に対して緊張を与えています。人気があって、とても盛り上がっているようだったけど、結果はいまいちだったね、というような感じで終わるかもしれません。

もっとも、計算高い石丸氏のことですから、選挙の結果は、ある程度折り込み済みだと思います。石丸氏は、2026年から2028年まで、物事の結果が実りやすい、幸運期になります。2026年は丙午の年で、のエネルギーが高い年です。のエネルギーは、日柱が丁卯の石丸氏にとっては、自星になり、自分自身のエネルギーが高くなる時です。石丸氏は、ある程度の組織の中で、絶妙なバランス感覚をもちながら、力を発揮できることが強みです。今後も、石丸氏が政治の世界に身をおくか否かはわかりませんが、どのような立場におかれるにしても、自分自身の役割を再認識していくことが、開運の鍵となっていくでしょう。

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