01 数秘術,  02 西洋占星術,  04 四柱推命

広末涼子を占う

女優の広末涼子さんを占います。広末さんは、10代のころから、CMやドラマで活躍し、歌手としても活躍されました。3兄弟の母親でもあり、2022年には、ベストマザー章の芸能部門を受賞しています。

最初の数秘でみます。広末さんの誕生日は、1980年7月18日で、本名は、漢字は違いますが、芸名と読み方は同じです。

誕生日で占う運命数は7、名前でみるパーソナリティーナンバーが9、ソウルナンバーが8です。全体として、7、8、9という、大きなナンバーが目立ちます。7は、真理を極めようとする探究者、8は7で極めた知見を、実質的な問題に落とし込んで、形を創ろうとします。そして、9は8で作ったものを、終焉させていきます。そろそろ、若いころから積み上げてきた経験を総括していく、人生のフェーズに入っているのかもしれません。

続いて、命式を出して、空亡で運勢をざっくりとみます。広末さんの日柱は壬辰、年干は庚なので、午未空乏で、火星人のマイナスです。

空乏で運勢の流れをみると、巳年、午年、未年の3年間は、季節に例えれば、冬の時期にあたるので、力を蓄えて、休むべき運気です。今年から、活動を休止するのは、タイミングとしては、ある意味では、占い通りです。2028年からは運気は上昇するので、それまで、自分の内面と向き合って充電する方がいいかもしれません。

火星人は総じて、20代前半ぐらいまでの、若いころの運気が強いのが特徴で、年若くして、社会的な成果を得られる人が多いです。広末さんの場合は、さらに2013年から、四柱推命の大運がかわり、運気ががらっと変化するので、その変化に上手くあわせることが、重要になってきます。とくに、来年と再来年、2026年と2027年は、丙午、丁未という、とても火のエネルギーが強い年回りに入っていくので、今までの人生とは、全く違ったエネルギーの変化を体験することになるでしょう。

続いて、西洋占星術でみます。出生図の星の配置をみると、乙女座と天秤座に多くの星が集まり、とくに土星が多くの星と重要な角度をとっていて、とても土星の力が強い配置であることがわかります。

まず、土星は蟹座と太陽と蠍座の天王星の間にいて、小さな小三角形を描いています。太陽は、公的、社会的な立場をあらわすので、土星があらわす、実直で堅実な姿勢、態度を、上手く社会的な立場として利用する、そういう技術を上手く使うことで、社会的な成功を得ます。

さらに、土星のいる場所は、射手座の海王星と双子座の金星の中間点でもあり、こちらは90度という、少しストレスがかかりそうな、直角三角形を描いています。金星は、華やかな夢、遊び心やエンターテインメントをあらわすのですが、その金星に対して、対立するような場所に、海王星がいます。海王星は、ものごとを曖昧にして、実体を見えなくするような作用をもっているのが特徴です。金星が象徴する、自分がやりたいと思うことに対して、無欲に邁進してきたのに、いざ夢を叶えたら、本当にやりたかったことは何なのか、わからなくなってしまう、そんな不安定な状況をあらわしています。

続いて、事故が起きた後、病院に搬送されたときの経過図を、出生図に重ねています。経過図の木星が、出生図の金星と重なり、カイトと呼ばれる、はっきりとした複合アスペクトができている、力強い配置です。さらに、この木星に対して、経過図の月が安定の角度をとり、経過図の冥王星が協力的な角度をとって、小さな小三角形を描いています。

一方、出生図の土星と経過図の土星は、真反対の位置関係にあり、対立しています。土星と土星が角度をとっているので、とても厳しい状況であるということは、間違いありません。ただし、全体としては、木星という幸運の星のサポートの方がはるかに強い配置になっているのが、特徴的です。

交通事故という困難な状況であるにもかかわらず、このような強い配置になっているのは、この出来事は、人生をみなおす大きな契機になっているからです。出生図の金星と海王星が象徴するものを、もう一度振り返ってみることが、今後の人生の飛躍につながります。海王星は、潜在意識にもっとも大きく働きかける天体です。今まで、自分自身が気づかなかったけど、隠れた思いに気づくことで、より自分自身への理解を深めることが、重要な鍵になっていきます。

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