中居正広氏を占う
元スマップのリーダーで、国民的な人気タレント、中居正広氏を占います。最近になって、週刊誌に女性トラブルについて暴露されて、注目を集めています。なんとなく、日本版のショーン・コムズ氏のような感じがしますが、あくまでも占いとして、今後の運勢などを見ていきたいと思います。
中居氏の誕生日は、1972年8月18日で、生まれた時間はわかりません。8月18日という、8という数が目立つ誕生日ですが、実際に数秘でみると、9と1が目立ちます。未来数に8、使命と到達点をあらわす数が3なので、3という人を喜ばす数値と、8という富をあらわす数値は、目指す方向としてはぴったりです。
運命数と過去数の9は、終わりと完成を表す数値です。3と8を志して、今のキャリアを気づき、それらを終わらせることに意味があります。外面を表すパーソナリティーが11、内面をあらわすソウルナンバーが1で、場の空気をよむことが上手で、直感がすぐれていますが、負けず嫌いで、自然とリーダーシップを取るポジションになりがちです。しかし、どれだけ努力をしてトップの座に上り詰めたとしても、それをどう終わらせるかが、中居氏にとっては、重要なのです。
続いて、空亡で運勢をざっくりとみます。中居氏の命式は、日柱が辛巳、年干が壬なので、申酉空亡で、金星人のマイナスです。金星人は、表舞台にたつことが向いている華やかな雰囲気がある人で、政治家、実業家、芸能人に多い運命星です。
金星人のマイナスの人は、辰年、巳年、午年の3年間が、物事が上手く運びやすい、幸運期です。中居氏は、1987年にデビューして、1988年の辰年に、SMAPのメンバーとなり、リーダーを務めています。
一方、運気が低迷するのは、未年、申年、酉年です。2015年の未年には、喉の腫瘍手術を行い、翌年は、最も運気が低迷する令の年にあたり、SMAPを解散しています。
2024年は辰年なので、運勢は再開で、2027年くらいまで、幸運期が続きます。幸運期であるにもかかわらず、自らの行いが週刊誌やSNSで批難されている状況は、少し矛盾しているようにも見えます。運気がよいので、このスキャンダルは大事には至らないという見方もできます。
しかし、占いとしては幸運な時期なのに、何らかの理由で、人生をリセットせざるを得ないような出来事が起きることもあります。それは、本人が顕在意識で認識しているか否かにかかわらず、潜在的にはリセットすることを望んでいるときです。例えば、薬物依存などの、何らかの重度な依存症に陥っていていたりして、自分自身で人生をコントロールできなくなっているときなどが、典型的な例です。
あくまでも、占いとしての見解なので、実際に中居氏が依存症なのかどうかは判断できません。しかし、もしこのスキャンダルが簡単には収まらないで、今後の中居氏の活動が大きく制限されるようになるとしたら、占いから判断すると、それは本人が望んでいることです。
続いて、西洋占星術で出生図をみます。太陽が獅子座で、射手座の木星と協力的な角度をとっていて、さすがに国民的な大スターのホロスコープという感じがします。木星は射手座の支配星でもあるので、とても木星の力強くなっています。
木星は、天秤座の冥王星とも角度をとっており、これは90度という緊張の角度です。強い野心と協力的なカリスマをもっていることをあらわします。その一方で、お金や権力への執着も強く、実際に、本人の手に余るような、大きな権力や富に恵まれることも多いです。冥王星の力を上手く使わないと、憧れと現実との葛藤が、ストレスになるかもしれません。
冥王星はバランスをとる星座、天秤座にあるので、中居氏には葛藤は少ないかもしれません。出生時間がわかならないので、角度は緩いかもしれませんが、冥王星は射手座の月とも協力的です。射手座は、社会的な権威を意味するので、自分よりも大きな社会的な権威とよりそうこと、自らの葛藤を埋めているようなところがあります。それゆえに、自身の損得に相容れないようなときは、あっさりと弱者を切り捨てるような、残酷な一面もあります。
次に中居氏の出生図を、週刊誌に記事がのった2024年12月25日の経過図を重ねてみます。この星の配置で、最も目立っているのは、冥王星です。経過図の冥王星と出生図の冥王星は、協力的な角度をとっており、さらに、出生図の海王星を頂点として、それぞれの冥王星が60度の角度をとり、小三角形を描いています。
現在、山羊座にある冥王星は、魚座の海王星、牡牛座の天王星と、緩やかではありますが、協力的な角度をとって、小三角形を描いています。もともと出生図の小三角形とあわせて、六芒星とよばれる、6角形を描く複合アスペクトを描くために必要なのは、現在双子座にいる木星が、蟹座との境界性まで、移動することです。ここでも、フジテレビと社長の出生図をあわせたときのホロスコープと同様に、6月のはじめに、何かがおこりそうです。
中居氏の出生図の外惑星は、1972年に生まれた人であれば、かなりの確率で同じ配置をもっているはずのものです。その人たちが全て、同じ経験をするというわけではありませんが、やはり、社会的な大きな転換期が、この木星の星座移動がきっかけになりそうです。蟹座は、慈悲や慈愛の精神を持ち、身内を守るために力を発揮する星座です。被害を受けた女性が、社会的に救済される方向に、運命が動きだしていくことに期待したいです。