02 西洋占星術,  04 四柱推命

イリア・マリニン選手を占う

フィギュアスケート、男子シングルのイリア・マリニン選手を占います。2026年のオリンピックのフィギュア、男子シングルのフリーは大波乱でした。オリンピックの演技は、すでに終わってしまったことなので、答え合わせ占いになりますが、占いとしては、いったいどうだったのか、見ていきたいと思います。

マリニン選手の生年月日は、2004年12月2日で、生まれた時間はわかりません。最初に、東洋の占いで、命式をだして、運勢を空乏でざっくりとみます。日柱が乙卯、年干が甲になるので、マリニン選手は、水星人のプラスで、再開の年の生まれです。水星人マイナスの今年の運気は、人気の年になるので、運気はそこまで悪くはありません。

一方、マリニン選手の命式は、五行バランスでみると、木のエネルギーが突出して強くなっており、とても特徴があります。生まれた時間がわからないので、三柱だけでの判定になりますが、これだけ木のエネルギーが強いで、どの時間に生まれたとしても、バランスとしては、大きくは変わらないでしょう。

一つのエネルギーだけが強くなるので、五行バランスの変化を非常に強く受けます。運気が良い時は、強い追い風にのっていけますが、その分、逆風も強くなるわけです。マリニン選手は、木のエネルギーが強いので、年運で木、もしくは木のエネルギーを助ける水の力が強かった、2022年の壬寅、2023年癸卯、2024年甲辰、2025年乙巳の年は、順調に追い風にのって、強い援護をもらえるときでした。

しかし、2026年2月4日から丙午という、60干支で最も火のエネルギーが強い年が巡ってくると、状況は一変します。丙午は、木のエネルギーを消耗させる火と土のエネルギーしかないので、今までの追い風が一挙に向かい風にかわります。今まで順調で期待が大きかった中で、急に風向きがかわり、多くのプレッシャーを抱えながら、初めてのオリンピックを迎えるというのは、かなりの試練であったと言えます。

今後のマリニン選手の運気は、2026年8月に、大運が丁丑から庚寅にかわることによって、少し落ち着きをとりもどしていきます。寅には木のエネルギーがあるので、自分自身の味方が増えて、サポートが受け受けやすくなります。来年は丁未の年になり、未には木のエネルギーもあるので、さらに味方が増えます。年運の未、大運の寅、命式の乙卯、乙亥など、これだけ木を強める要素が集まれば、もう怖がるものはないでしょう。2026年のスケートシーズンが始まるころには、あのオリンピックは一体何だったのだろうか、というようになっていくと思います。

空乏で運気の流れをみても、2028年から2030年までの運気がとてもよいので、この3年間がスケート人生の集大成となりそうです。再開の年の生まれなので、一度失敗したことに再挑戦して成功する運気もあるので、2030年のオリンピックでは期待できるでしょう。

続いて、西洋占星術でみます。東洋の占いで、力強い命式をもっていたマリニン選手は、西洋占星術でホロスコープをみても、とても特徴的な星の配置の持ち主です。生まれた時間が定かではないので、月の配置は定かではありませんが、正午生まれとみなす大まかな月の位置でみると、月、海王星、木星、太陽が、クレイドルとよばれる台形型の複合アスペクトを描いています。大きな潜在的な能力にあふれている、才能の持ち主です。

さらに、海王星、金星、火星、月が直角三角形を描いており、ぴったりとクレイドルに重なります。これはクリスタルと呼ばれる複合アスペクトで、安定のクレイドルだけでなく、葛藤をかかえつつも、困難を乗り越えてさらに発展しつけることができます。直角三角形の頂点にある、蠍座の金星と火星が鍵になる配置で、困難な中で、どこまで精神的に研ぎ澄まされて、一つのことに集中できるか、ということが重要になります。まさに、現在のマリニン選手の状況を物語っているような配置です。

出生図と男子フリーの演技が行われたときの経過図を重ねてみます。緊張をともなう厳しい星の配置もいくつかありますが、あそこまで、演技自体が崩れるくらいに、悪い配置というわけでありません。経過図の蟹座の木星、出生図の蠍座の火星と金星、経過図の魚座の水星が、角度はやや緩いですが、水星座で正三角形を描いています。さらに、経過図の月は、山羊座で蟹座の木星のほぼ反対側にあり、カイトと呼ばれる複合アスペクトが出来ています。五輪で応援してくれるのは、必ずしも熱心なマリニン選手のファンというわけでもなく、フィギュアスケートを普段から見ているスケートファンというわけでもありません。自らが想像する以上の、多くの人々の注目をあびて、結果を期待されるという状況が描かれているようです。しかし、カイト自体は、悪いアスペクトというわけでもなく、上手く利用すれば、人々の期待や応援する力を、自分自身のエネルギーにすることが可能です。

さらに、特徴的な配置は、出生図の土星と、経過図の天王星が、協力的な角度を描き、その反対側にいる出生図の水星とヨッドという複合アスペクトがあります。ヨッドは、神の手と呼ばれ、逃れなれない宿命のような困難を意味しますが、ヨッドの頂点にある水星を上手く使うことで、困難を味方につけて、さらなる飛躍をとげることをあらわします。

ヨッドもカイトも、オリンピックという、通常とは違う状況でおきる困難を意味しているようです。しかし、それだから、良いとか悪いとかいうものではなく、星が暗示していることは、この経験を経てから、今後さらに大きな飛躍につながるということです。後から振り返ってみたら、あのオリンピックは一体何だったのだろうかと、皆が不思議になるくらいに、さらなる伝説を創っていくのではないかと思います。

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