02 西洋占星術,  04 四柱推命

フジテレビを占う (2)

フジテレビを再度占います。20225年1月17日に開かれた、港氏のよる会見が、あまりにも不評だったため、昨日1月27日に、改めて、会見が開かれました。10時間以上にも及んだ長時間の会見は、10分遅れと言う環境でしたが、生中継されて多くの人が視聴し、さすがに同情する人の声を多く聞こえてきました。事の大きさをいまさらながら実感し、一体なぜ?と、疑問に思った人も増えてきたようです。港氏と会長の嘉納修治氏は辞任、副社長の遠藤龍之介氏も辞意を表明、新な社長も決まり、人事も刷新されて、流れが変わってきました。新しい人事体制と、今後の方向性をざっくりとみていきます。

昨日の会見では、フジテレビの天皇と呼ばれ、現在は取締役相談役を務めている日枝 久氏に関する質問も目だちました。日枝氏の関与についての疑問が多かったので、まず、日枝氏の運勢をみます。

日枝氏は、1937年12月31日生まれで、出生時間はわかりません。命式を出して、空亡をみると、日枝氏は日柱が壬辰、年干が丁なので、午未空乏で、火星人のマイナスです。

今年の運気は経済で、6年ごとにみる年代運も経済、一生のうちで最も運気が好調なときです。会見では、彼は実質的にこの件には全く関与もしてないし、役員は相談もしていないと言われていましたが、どうやら、本当に関与していません。もし彼が関与してたら、こんな無様な結果には、ならなかったでしょう。会見に出席した、他の役員が彼のことをかばっていたのではありません。本当に、何も関与していないので、そうとしか言えなかったはずです。

とは言え、役員全員の責任が問われるような事態なので、彼自身にも火の粉が飛んでくるのは、さけられないでしょう。西洋占星術で、出生図と昨日の会見時の経過図を重ねてみます。日枝氏の出生図では、山羊座に太陽、水星、金星があり、とても山羊座の力が強い配置です。

出生図の冥王星と経過図の冥王星が180度の角度をとっており、対立している構図です。経過図の冥王星は出生図の木星とも重なっているので、現在は、運気の大きな転換期にぶち当たっています。

さらに、経過図の海王星は、土星とも重なっているので、今までの価値観を大胆にぶち破るくらいに、大きな変容を促されています。この海王星の働きは、出生図の土星とさらに角度をタイトにする、今年の3月末には、何らかの動きがあります。いますぐ、退陣ということにならなければ、4月のはじめには、フジテレビ全体の新しい形が、おぼろげながら、みえてくるはずです。

続いて、新しい社長に就任した、清水賢治氏を占います。清水氏は1961年1月3日の生まれで、出生時間はわかりません。命式を出すと、日柱は丙申、年干は辛なので、辰巳空乏のマイナスです。

彼は、黒い噂で真っ黒だった元社長とは違い、非常に純粋な人で、かなりクリーンです。しかし、それ故に、問題の本質が深く理解しないまま、拒否することさえできないような状況で、社長になることを押し付けられてしまったという状況です。

空乏をもとに、運気をみると、2025年は12年間の年運が令で、運気がもっとも落ち込むときで、最悪です。しかし、年代運は悪くないし、令のときの運気の変化は、本人が望まない状況だとしても、逆らえない傾向があるので、彼をトップにして、フジテレビとしては、これからの困難な時期を乗り越えていかざるをえないでしょう。

今年と来年は、彼個人としてもかなりつらい時期が続きますが、なんとかして乗り越えなければなりません。彼も、「俺は社長になんかなりたくないのに、誰か首にしてくれ」と叫びたい気持ちかもしれませんが、社長自ら、辞めるわけにはいきません。皮肉かもしれませんが、再開生まれという星の巡りをもっているので、会社の再建をするのには、適役でもあります。

西洋占星術で、出生図と昨日の会見時の経過図を重ねてみます。清水氏も出生図に、太陽、木星、土星、水星を山羊座にもっている、とても山羊座の影響が強い人です。

現在は、出生図の海王星を頂点にして、反対側には経過図の土星が配置されて、カイトという複合アスペクトを描いています。天王星は、逆行しており、天秤座と双子座の境界線をうろうろとする、現状の配置はだらだらと2027年ごろまで続きます。2027年まで厳しい状況であることはかわりありませんが、現状を打破するヒントは、この経過図の天王星にあります。

天王星はテクノロジーや技術革新を象徴する星で、水瓶座の支配星です。オールドメディアと呼ばれるような現状を打破して、これから台頭してくるだろうと想定される、最新のAI技術を、どう取り込んでいくかが問われます。

もう一つのポイントは、経過図の金星と海王星が、出生図の月とリリスに協力的な角度をとっています。出生時間が不明なので、月とのアングルは正確ではありませんが、月もリリスも、清水氏の内面性を象徴する天体です。とくに、リリスは、秘められた女性性という意味があります。清水氏自身が、問題の本質にいち早く気づくこと、それが最も重要です。ただ単に、時代の変化に、会社の体質がおいついていないと、形式的に表面だけにみえる事象を、追っているだけでは、みえてきません。本質的なものは、もっと深い意味があります。

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