2026年5月17日 牡牛座の新月
2026年5月17日、牡牛座で新月を迎えます。4月26日に天王星が双子座入りして、最初の新月となり、いよいよ天王星双子座時代の、本領が発揮されていきます。この新月期間に新たにおきることや、変化を感じるようになったことは、天王星が双子座にいる2033年ごろまでの時代の流れを暗示します。とくに、AIなどの新たなテクノロジーによる情報通信、それらに伴う生活や雇用関係の変化は、天王星と双子座の領域なので、注意して見守っていくといいでしょう。
4月17日の日本の新月図では、経済市場をあらわす8ハウスに、幸運の星、木星が入っていました。その後の5月2日の満月図では、同じくお金をあらわす2ハウスに太陽、8ハウスに月が入っており、お金がテーマとなる新月期間でした。
実際に、日経平均は6万3千円を突破して、順調に上昇、日銀が為替介入したり、アメリカの財務大臣が日本を訪問したり、注目を集めるニュースが多かったと思います。順調な経済指標に反して、実際の生活はちっとも豊かにはならず、むしろ物価高で困窮しているわけです。もはや、2019年に天王星が牡牛座に入ってから、お金の概念そのものが、すっかり変わってしまったという気がします。天王星が変革したものは、天王星が双子座に移動しても、決して元の状態には戻らないので、受け入れるしかないということなのでしょう。
表向きの経済状況は好調でも、原油やナフサの供給不足が解消されたわけではなく、懸念事項はいまだくすぶっています。すでにプラスティック製品の品薄状態を感じつつ、一時的な問題で、すぐに戻るだろうという楽観的な見方と、すでに生産が止まって、値段が吊り上がる一方という、悲観的な見解が入り乱れているようです。
いろいろな情報が飛び交うと、どのように振る舞うか悩むところですが、5月17日の日本の新月図をみるかぎり、この新月期間中は、楽観ムードが優勢です。
日本の首都、東京では、早朝の5時1分に新月を迎えます。アセンダントの近くに天王星と水星、太陽と月も、12ハウスにいますが、水星と天王星によりそっています。新しい、AIテクノロジー時代の幕開けという感じで、国も国民も、否応なしに新たなムーブメントの波に飲み込まれていくというような配置です。

牡羊座の海王星と土星は、議会と政党をあらわす11ハウスで、2ハウスにいる金星と緊張の角度です。金星は12ハウスにいる火星とも協力的な角度をとっています。好調な経済市場を維持するため、政府は必至になって、裏で支えているという感じです。今のマーケットは、ほっておいても順調な成長が期待されるというわけではなく、必死でかじ取りをして、なんとか支えているという感じで、一つ判断を誤れば、一挙に崩れるというようなリスクも隠れています。
そのような状況においても、重要な働きをしているのが木星です。木星は情報や通信、流通、物流をあらわす3ハウスにいます。木星はさらに、アセンダントにいる水星と天王星とも協力的な立場にいて、さらにパワーアップしています。この金星のサポートによって、この新月期間は、何とか乗り切れそうです。
続いて、アメリカの新月図をみます。4月17日からの新月期間中、アメリカとイランの停戦協議は、ひとまず協議がまとまらず延期されましたが、トランプ大統領からは、敵対行為終了したという見方を示して、楽天的な展望も見えてきました。一方、ホルムズ海峡の封鎖は続いており、根本的な解決には程遠いという、慎重な見解も未だ強いです。
アメリカの首都、ワシントンDCでは、5月16日、夕方の16時1分に新月を迎えます。10ハウスに木星が輝き、8ハウスに太陽、月、水星がいて、木星と協力的な角度をとっています。停戦協議とホルムズ海峡の行方がどうなるかにかかわらず、経済市場は楽観的です。

外交をあらわすディセンダントの近くには、海王星と土星がいます。ちょうどお誕生日を迎えた、トランプ大統領と中国の習近平との対談を終えたばかりです。懸念事項も多いかもしれませんが、トランプ氏は中国との関係は、かつてなく良好と自賛している様子は、満更でもなさそうです。実際のところはわかりませんが、少なくとも、国際情勢や経済市場としては、良好であると理解されます。
牡牛座は物質社会を象徴する星座で、お金や不動産、所有物などをあらわします。同じく、国際的なお金の動きをあらわす8ハウスに、牡牛座の太陽、月、水星、さらに双子座の金星、天王星と、多くの星が入っているアメリカのお金の動きに、大きな注目が集まりそうな新月期間になりそうです。外交問題や停滞しがちな物流、物価高と国際的なドル離れなど、リスクが大きな話題ばかりが並びますが、実際のお金の動きは、停滞することなく強気です。
天王星、海王星、冥王星による、協力的な角度で作る小三角形は、天王星が双子座に入室しても健在です。社会的に大きな変化を伴うときなので、今まで経験したことないようなこと次々とおこります。それでも、これらの外惑星の配置があらわしていることは、困難があっても乗り越えられるという、本来はとてもポジティブなものです。未知の経験を不安に感じるか、それとも新たな社会への可能性を信じるのか、見方を変えるだけで現実はかわってくるはずです。