01 数秘術,  02 西洋占星術,  04 四柱推命

2025年7月20日 参院選を占う (4) 国民民主党

2025年7月20日の参院選について占います。今回は国民民主党です。代表の玉木雄一郎氏は、1969年5月1日の生まれで、生まれた時刻はわかりません。

最初に数秘でみます。玉木氏の運命数は4、未来数は6、外面をあらわすパーソナリティーナンバーは8で、安定をあらわす偶数が並びます。4で着実な土台をつくり、6で周囲の人との調和を重んじ、信頼関係を築き、8で物事や組織を完成させて結果をのこそうとします。リスクを伴うような新たなチャレンジや、他の人が思いつかないような奇抜なアイデアを試したり、クリエイティブなことを創造するような、実質的なメリットが少ないことには興味がありません。

その一方で、過去数が1で内面をあらわすソウルナンバーは11です。自分自身の気持ちには忠実に行動する人で、直感力や感性も秀でています。

続いて、命式を出して、空亡から運勢をざっくりとみると、玉木氏の日柱は丙子、年干は己なので、申酉空乏の金星人のマイナスです。金星人は政治家に多い運命星ですが、マイナスなので、今年から2027年までの3年間の運気がとてもよいです。令年生まれなので、リーダーとしての大きな器がある人ですが、その分、運気のふり幅が大きいです。6年ごとにみる年代運と年運の両方において、2023年に物事がスタートしやすい時期になっており、ちょうど、この年に、党の代表に選ばれています。

次に、西洋占術で出生図をみます。双子座の水星、蠍座の海王星が一直線に並んでいるのに対して、冥王星、木星、天王星が乙女座と天秤座の境界付近に集中して、直角三角形を描いているのが、特徴的です。これは海王星と水星が対立して、緊張のともなう配置であるのに対して、3つの木星が調停して、バランスをとっている、複合アスペクトです。

乙女座らしく、丁寧に詳細な戦略をねりつつ、天秤座の天王星によるときには、誰もがおもいつかないようなサプライズをおりまぜながら、複雑な状況をうまくのりこえられることを示唆しています。

一方、自分自身をあらわす太陽は牡牛座で、他の天体とは角度をもちません。周囲のことを考慮しようと奮闘しすぎてしまい、結局自分は何をしたいのか、分からなくなってしまうのが欠点かもしれません。

出生図の水星、天王星、木星、海王星が、地星座と風星座の境界線に位置しているのは、重要なポイントです。選挙当日の経過図と、出生図を重ねてみると、これらの天体が大きな役割を担っていることがよくわかります。

現在双子座に入ったばかりの天王星、山羊座の3度にいる冥王星は、それぞれ地星座と風星座の境界付近にいます。選挙当日は、天王星に月も重なっています。これらの天体と、出生図の天王星、木星が正三角形を描いています。

さらに、太陽は蟹座から獅子座に移動しようとしており、海王星と土星は魚座から牡羊座に入ったばかりです。また、出生図の海王星は蠍座の27度で、これもまた水星座の終わりの方の角度にいます。これらの水星座と火星座の境界にいる経過図の天体をあわさると、複数のカイトが合わさって描かれる、とても力強い星の配置になります。

とくに、国民をあらわす月が天王星と重なり、出生図の水星にも重なっている点は大きいです。国民がもとめるニーズの、玉木氏の戦略が上手くマッチして、飛躍できそうです。

選挙で重要となる、経過図の木星は、蟹座の9度に配置され、出生図では角度をとっていなかった太陽と、協力的な角度をとっています。蟹座はより閉鎖的なグループの調和を大事にする星座です。日本という国をどうしたいのか、日本人のための政治とは何なのかということを強く訴えると、より多くの人の支持が得られやすくなるでしょう。

一方、負担になりそうなのは、出生図の土星です。この土星は、経過図の太陽と冥王星に、それぞれ約90度の緊張の角度です。今までの成果が試されるときで、地道な努力を積み重ねてきた人にとっては、結果として、正当な評価がえられる時です。が、楽な方向に流されてきた人は、厳しい立場にたたされることもあります。注目を集める時である一方で、攻撃もうけやすくなるので、警戒は緩めないようにする必要もあります。

全体として、東洋の占いでみても、玉木氏自身の運勢も強いときであり、星の配置からみても、時代のニーズに上手くのれそうな時期です。この時期にスタートさせてことは、その後の飛躍につながりやすいので、後でふりかえったときに、この選挙が一つの区切りだったと感じるようになるでしょう。

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