01 数秘術,  02 西洋占星術,  04 四柱推命

2025年7月20日 参院選を占う (3) 立憲民主党

2025年7月20日の参院選について占います。今回は立憲民主党です。代表の野田佳彦氏は、1957年5月20日の生まれで、生まれた時刻はわかりません。

最初に数秘でみます。野田氏の運命数は、マスターナンバーの11で、政治家として珍しいです。運命数、過去数、内面をあらわすソウルナンバーが、それぞれ11、2、1であるのに対して、外面をあらわすパーソナリティーナンバーは8、未来数は7、使命をあらわすディスティニーナンバーが 9です。

自分自身の心のありかた、現実的な状況をあらわす数値が、1や2という、若い数であるのに対して、社会的、公的な立場、目指すべき方向性をあらわす数値が、7、8、9という大きな数値であり、はっきりといした対比をもっているのが特徴的です。見た目は温厚で、周囲からは思慮深い印象を与えるのですが、内なる闘志を強くもち、常に理想を追求して、新たな挑戦をし続ける人です。

命式を出して、空亡から運勢をざっくりとみると、野田氏の日柱は壬辰、年干は丁です。午未空乏の火星人のマイナスなので、2023年から2025年までの運気がとてもよいです。前回の幸運期であった、2011年から2013年までの3年間では、立憲民主党が与党であり、野田氏は総理大臣も経験しているので、おおむね運気のサイクルと、実際の状況が合致しているといってよいでしょう。

しかし、幸運な期間も今年一杯までで、来年からは、12年のサイクルをリセットして、立て直しを図るときです。今年の参院選では、よい結果を期待できますが、その後の政治活動につなげることは、少し難しい状況です。五行バランスでみても、来年は丙午の年で、火のエネルギーが極端に強くなる年なので、あらゆる意味で、変革期になりそうです。

西洋占星術で出生図をみると、野田氏の星の並びは、なかなか特徴的で、やはり野党として政治活動をしつつ、総理大臣まで経験するような人のホロスコープは違うなという印象をもちます。

太陽は牡牛座の28度で、獅子座27度にいる冥王星とほぼ90度の角度をとっています。緊張をともなう角度ですが、再生を促す冥王星の力をより有効に使うことで、大きな成功を収めることができる配置です。冥王星は海王星とも、協力的な角度をとっているので、時代の流れを敏感によみとって、恩恵をうけることができます。

水星は牡牛座の10度で、蟹座の9度にある火星と、約60度という安定の角度です。火星と水星のほぼ中間地点、双子8度に水星があります。日本のことを真意に考える姿勢と、物質的な充足と安心をうったえることによって、人々の支持をえられやすいです。

金星の反対側、射手座の11度に土星があり、この土星の行方、使い方によって、運気が大きく左右されます。広い視野と専門的で実施知的な知識がともなわないと、どれだけ高い理想を訴えても、空振りしてしまいます。この土星は、ヨッドとよばれる複合アスペクトの先端にあり、神に定められたかのように宿命を意味します。日本と言う国が、不利な状況に追い込まれたときに、政治家として指名を全うしやすくなる、という稀有な運気の持ち主とも言えます。

さらに、野田氏の出生図を、選挙当日の7月20日の経過図と重ねてみます。出生図の太陽のすぐそばに、経過図の月と天王星がいて、当日は思わぬところからも支持がえられるようで、順調な結果を出せそうです。

選挙のときに重要な天体は木星です。経過図の木星は火星に重なっており、とても勢いがあります。さらに、出生図の木星も、経過図の火星と接近しています。社会的な大きなチャンスがえられるタイミングであり、野田氏自身のやる気もみなぎっています。

経過図の外惑星、冥王星、海王星、天王星と、野田氏の出生図の星の配置が角度をとっているのも、追い風がふいています。これらの外惑星は、現在小三角形をつくって、人々の集合意識を刺激して、じわじわと変革の波を広げています。冥王星は天王星の反対側にあり、海王星は出生図の天王星に対して、協力的です。経過図の天王星は、出生図の太陽の近くにいて、野田氏の存在を、社会的に後押ししているような感じです。

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