02 西洋占星術

2025年7月20日 参院選を占う (5) 日本維新の会

2025年7月20日の参院選について占います。今回は日本維新の会です。代表に吉村洋文氏は、1975年6月17日の生まれで、生まれた時刻はわかりません。 最初に数秘でみます。

吉村氏の運命数は9、外面をあらわすパーソナリティーは11、内面をあらわすソウルナンバーは1です。9は物事の完成をあらわす数値で、物事を俯瞰してみることが出来る人で、精神的に成熟して、高い理想や価値観をもっています。広い視野をもち、リーダーシップを発揮して、組織をまとめるのも上手です。

一方で、ソウルナンバーの1は、物事をスタートさせる数値であり、9とは真逆の価値観をもっています。9が組織や全体的な調和を優先するのに対して、1は自分自身の価値観や独立性や自立などを意味します。自分自身の中で、矛盾を抱えやすくなるのが欠点ですが、一つの物事を完成させたあとに、あらたなフェーズをスタートさせるような機会では、真価を発揮できます。

続いて、命式を出して、空亡から運勢をざっくりとみると、吉村氏の日柱は甲午、年干は乙なので、辰巳空乏で、月星人のマイナスです。2021年から2023年までの3年間は運気がよかったのですが、2024年から2026年は、運気が低迷するときで、今年は令の年になるので、試練の年になるかもしれません。

令年は、一説には、新しいことを始めてはいけないとよく言われるのですが、今までのサイクルがリセットされて、新たな12年のサイクルの始まりになることが多いときです。必ずしも、悪い年になるとはいいきれませんが、選挙の時に、空亡や令の年にあたると、思うような結果にならないことが多いです。

次に、西洋占星術で出生図をみます。吉村氏の太陽と水星は双子座で、角度は緩いですが、木星と金星と協力的な角度をとっています。弁護士らしい星の配置で、自分自身の信念を貫いて、主体的に行動することによって、社会的な成功と豊かさをひきよせます。

双子座の太陽が、天秤座の冥王星と角度をとっている点も、非常に強いです。かなり厳しい状況でも、微妙はバランス感覚をとって、物事や組織をまとめるのも上手です。変化によって、成長する底力を持っている人なので、波乱万丈な人生になるかもしれませんが、最終的には大きな仕事をやり遂げて、結果を出していけるはずです。

試練になりそうな天体は、蟹座の土星です。牡羊座の木星に対して、緊張をともなう角度をとっている土星は、身近な人や親密なグループにおいての、人間関係において、注意が必要なことを示しています。親しいからといって、特別扱いはできない、というような、自分自身の倫理観が、逆に困難を招いてしまいそうな、星の配置です。

出生図と選挙当日の経過図を重ねてみます。全体として、水星と金星が目立っている配置です。経過図の金星は、出生図の水星と重なっているし、経過図の水星も獅子座にいて、出生図の金星の近くにいます。吉村氏の雄弁さは、人々に安心感を与え、支持されそうな雰囲気です。

その一方で、社会天体とよばれる、土星と木星の配置はあまりよくありません。経過図の木星は、出生図の冥王星と緊張の角度です。とてもエネルギーの強い天体の組み合わせですが、一か八かという、極端な結果にふれやすく、上手く使えれば大きな飛躍につながりますが、下手にでると、悲惨な結果につながりかねません。

経過図の土星は、出生図の月の反対側にあります。出生時間が定かではないので、月の位置ははっきりとしていませんが、積極的な行動にでるには、なんとなく心理的なブレーキがかかるような状況です。

選挙当日の星の配置は、土星だけでなく、海王星、冥王星、天王星、月、太陽という、多くの天体が星座と星座の境界線に配置されています。これらの天体と重要な角度をとっている出生図の天体は、月だけなので、ちょっと物足りなさを感じます。冥王星や海王星など、外惑星は人々の集合的無意識をあらわすので、これらの天体の応援がえられないと、時代のニーズや人々が潜在的に求めている社会的な動きに、いまいち上手くのれない、というような状況です。

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