2026年11月9日 蠍座の新月
2026年11月9日、蠍座で新月を迎えます。秋分の日から、とても力強くて主張が強い、新月図や満月図が続いていましたが、今回の新月図は、珍しくマイルドな星の配置です。2026年も2カ月足らずとなり、今年一年を総括するような期間ですが、平凡ではありますが、穏便で穏やかな時間が過ごせそうです。
日本の秋分図では、ICの近くに月、9月27日の満月図と10月11日の新月図ではIC の真上に金星、10月26日の満月図では、ICの近く、4ハウスに天王星と、ICが協調されるような配置が続いてきました。ICや4ハウスは、国土をあらわす場所であり、自然災害と深い関係があります。しかし、金星は幸運をあらわすラッキースターなので、必ずしも災害の危険性など、悪い兆候を暗示するわけではありません。
実際には、11月2日に防災庁がいきなり発足して、初代防災大臣に就任した細野豪志大臣が、水や食料の備蓄を訴える、緊急要請を出したりして、災害が注目されました。4ハウスの天王星はこれだったのか、と思うような、予期せぬ出来事に感じましたが、どうでしょうか?
日本の首都、東京では、11月9日、午後16時2分頃に新月を迎えます。太陽と月は蠍座の16度にあり、外交をあらわす7ハウスにいます。蠍座の6度には水星がいて、水星はほぼディセンダントにのっています。国家間における、情報戦がキーを握っているような、新月期間になりそうです。

しかし、最近の新月図や満月図に比べると、感受点の近くにいる目立った天体が少なく、星同志の角度もかなり緩くなっています。その中でも際立っているのが、6ハウスにいる金星で、金星は5ハウス、獅子座の火星、そして獅子座の木星と協力的な角度をとっています。
5ハウスは、民間企業などの実質的な生産、産業活動をあらわし、6ハウスは国や自治体などによる、公的なサービス、インフラ整備や管理をあらわします。官民による良好で密接な連携体制が取りやすいときです。木星と火星という、とてもアグレッシブで活発なエネルギーが産業活動に注がれているときなので、公的な機関が、バランスをとりながら、サポートしていこうとします。
もしくは、個人情報の流出など、IT技術が高度化することへの不安感を、なるべく取り払っていこうという配慮のようなものかもしれません。
続いて、アメリカの新月図をみます。アメリカでは、大きな選挙イベントだった、中間選挙を11月3日に終えたばかりです。結果は予想通り、というか予想以上の野党、民主党の圧勝でした。穏やかな新月図が示す様子では、多くの人々は、納得して選挙結果を受け取り、問題が山積された現実をしっかりと見据えたようでした。

天秤座の金星は国民の場所をあらわす1ハウスで、議会や政党をあらわす11ハウスにいる木星と火星に対して、協力的な角度です。トランプ政権もほぼ折り返して地点を迎え、就任時の熱狂からは程遠い状況になり、そろそろはっきりと人々の意識が明確に変わってくるでしょう。
太陽と月は、国の財政をあらわす2ハウスにあり、角度は緩やかですが、11ハウスの境界線にいる火星と緊張の角度です。まずは、積みあがった財政へと向きあうことが、最優先課題となりそうです。
選挙の結果をうけて、翌日の株式市場は、大きく暴落しましたが、株式市場をあらわす8ハウスには、天王星が入っています。天王星は予期せぬ変化や、最新のテクノロジーを象徴する天体です。最近のマーケットは、AIへの過度な期待、もしくはその期待を裏切る失望感から、激しく大きく上がったり、下がったりしましたが、まだまだ、満月期間中も気が抜けない状況が続きそうです。
今回の新月図では、天秤座の金星が最大のポイントです。新月のときは、金星は逆行していますが、新月を迎えてほどなく、11月14日には順行に方向を変えて、本来の力を取り戻します。そもそも金星は、天秤座の支配星なので、新月図の金星は、通常よりも力が強いのです。獅子座にいる木星と火星と、協力的な角度をとっているので、天秤座でバランスをとりつつも、自分自身が本来の力をとりもどせるような、パワーをうけとることができます。
天秤座は、人間関係全般のバランスを調える星座です。過去に少しこじれた関係、今まで難しいと感じていた人間関係も、自分自身の気持ちに直になれば、挽回できるチャンスがあるときです。