023 満月図

2025年9月8日 魚座の満月

2025年9月8日は、魚座の満月です。皆既月食を含む重要な満月で、日本でも皆既月食をみることができます。通常の満月では、その影響は次の新月までの2週間しかありませんが、月食をともなう満月は、半年ほど影響があるとされています。

さらに、9月1日には、逆行していた土星が魚座に戻ったばかりです。その後、土星を後を追うようにして、海王星も10月22日に魚座に戻ります。土星は2026年2月14日に牡羊座に再度入り、海王星は2026年1月27日に、牡羊座に入室します。来年の1月までは、土星と海王星が魚座にいるので、必然的に魚座的な要素が強い期間になります。社会が、より魚座的な共鳴、共感を強めていく中で、その最初のトリガーとなるのが、この魚座の満月なのです。

魚座は、12星座の最後の星座なので、黄道を一周して魚座から、牡羊座に入室するのは、特別な意味があります。2026年は、土星なら約29年に一度、海王星は約165年に一度しかないタイミングで、それが2026年に2月に、ほぼ同時に起こるという、非常に大きな社会の切り替わりとなります。今回の魚座の満月からは、土星と海王星が新たな牡羊座時代を迎える前に、魚座でやり残したことを惜しみなく実行する、再度のチャンスが巡ってきます。

日本では、2025年9月8日、深夜、午前3時9分に、満月を迎えます。皆既月食をともなう満月なので、月の近くにはドラゴンヘッド、太陽の近くにはドラゴンテールがあります。魚座にいる月、ドラゴンヘッド、土星、そして牡羊座の海王星が8ハウスにあり、その反対の2ハウスの乙女座に、太陽、水星、ドラゴンテールがあります。2ハウスと8ハウスはお金をあらわす場所なので、この満月の大きなテーマはお金です。より物価が上昇するのを感じたり、金利が上昇したり、税金が社会保障費があがったり、というようなお金に関する話題が強く意識されます。

太陽と月に対しては、12ハウス、蟹座にいる木星が協力的な角度をとっています。蟹座は、国や家族など、より親しい小さなグループの利益を守ろうとする星です。時として、蟹座の力が強くなりすぎると、グループに属してない人に対して、排他的になってしまうこともあります。しかし、この満足では、国家や国民の利益を優先させようとすることによって、より大きな豊かさを得ようとします。自分たちの幸福感が感じられることによって、他者や他のグループの人たちに共感することができると、多くの人が実感していく流れになるでしょう。

アセンダントの近くにいるのは、獅子座の金星です。獅子座も、より国家というもの、自分たちのグループの在り方を、強く意識する星座です。金星は、国家をあらわす太陽と、豊かさや発展を象徴する木星の中間地点にあります。より日本的なもの、日本という国を意識させる考え方を再認識して、日本のよさを表現していく人が、増えていきます。

そして天秤座にいる火星は3ハウスで、木星と緊張の角度です。3ハウスは情報や流通をあらわす場所です。バランスを重視する天秤座は、あまりにも日本を強調する流れに対して、より厳しく、時には、制裁をあたえるような態度で、応戦してくるような体制をみせます。

続いてアメリカの満月図をみます。アメリカの首都、ワシントンDCでは、9月7日、午後14時9分に、満足を迎えます。海王星と土星がICの近くにあり、月とドラゴンヘッドが3ハウス、太陽、水星、ドラゴンテールが9ハウスに配置されています。

ICと4ハウスは、国土にかかわる問題をあらわすので、火災や水害などの自然災害や、移民問題や暴動などへの懸念が高まるかもしれません。また、4ハウスには野党という意味もあり、3ハウスと9ハウスが強調されていることから、民主党政権時代に噂されていた出来事について、新たな暴露などが起こるというようなことも想定できます。

金融市場をあらわす8ハウスに木星と金星がり、木星には10ハウスの火星が緊張の角度をとっています。暴落のリスクや、決算通貨としてのドル離れなど、米国にとっては嬉しくないニュースもありますが、一方、仮想通貨やステーブルコインの台頭など、新たな経済市場を予期させるような、お金の話題は尽きないでしょう。物価の上昇や、トランプ関税の影響など、実質的に豊かになるのか、というような疑問は続きそうですが、8ハウスに木星と金星が入っている状況なので、値動きは激しそうですが、大きな暴落はないでしょう。

8ハウスの木星に対して、10ハウスの火星は緊張の角度をとっています。少しばかり困難な状況があったとしても、何が何でも、強いアメリカ金融市場を維持したいと、考えている力は強く働きそうです。

この満月図は、新たな時代を築くための土台を作るよりも、まずは古い時代の名残を一層させようとする力が、強く働いていきます。今まではよいものであると信じていたものが、全く違う評価をうけて、否定されたりすることが多くなります。ある意味では、この満月期間に起きることは、社会的な断捨離のようなものです。一時的に不安を感じることがあっても、古い価値観を手放した後には、大きな希望があるはずです。

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